平戸往還の宿場町としての歴史を持つ江迎町。
平戸藩主が参勤交代などの際に休泊した本陣屋敷や調度品が、当時のままの姿で現存し、一般公開されています。
平戸藩の祈願寺「寿福寺」の庭園も美しく、この寺にまつわる伝説の水掛け地蔵も安置されている。
本陣屋敷を守る「潜滝酒造」の「もと蔵」も往時の姿を留め、古の風情の残るまちです。
江迎の観光
春は福を招く色とりどりの繭玉が軒先で風に揺れ、夏は約500年続く「水かけ地蔵まつり」や高さ25mのタワーに火が灯る「千灯籠まつり」で賑わいます。
毎年8月23日と24日(毎年同日)に行われるこの祭りは500年も続く伝統行事。 約3,500個の灯篭で飾られた高さ約25mのタワーで、日本一高い「灯籠タワー」としても有名。
名所・寿福寺は中庭の庭園がみごとで、雅な美しさに心を奪われます。
平戸のお殿様が参勤交代の折に休泊した宿「江迎本陣」は、往時の佇まいが当時の形態で残り、藩主休泊の備品類と合わせて観覧することができます。
本陣屋敷の当主・山下家は平戸藩御用達の造り酒屋で、「もと蔵」で酒造りが行なわれています。
主なイベント
春のお祭り
・肥前えむかえ繭玉まつり(毎年3月上旬から4月上旬までの約40日間)
夏のお祭り
・千灯籠まつり(毎年8月23日と24日)
秋のお祭り
・寿福寺逆さ紅葉(毎年11月)
冬のお祭り
・クリスマスファンタジア(毎年12月)